monologue
もう何年も前から、お客様である美容室に「絶対にサロンのホームページは必要ですよ!」と訴えかけ、時にはCROWDの井上社長まで引っ張り廻してサロンに連れて行ったりもしていたのに「実は当社のホームページはなかった」ってのはどうなのでしょう?
趣味でやってるバンドのホームページは何年も前にとっくに作っているにも関わらず・・・・。そう、アマチュアバンドでさえ最近では自分らのサイトを作りそこでLIVE告知等もして集客を図っている時代なんですよねぇ。
何故、今まで自社サイトが無かったか?本音として、それをどう作ればいいか?が全く分からなかったのです。うちの場合は美容室への材料の卸しなので、一般の方への販売はできません。なので、本業としての本質を考えた時「広告費」を使ってwebサイトを運営する意味や理由付けが自分の中で巧く出来ませんでした。あからさまな言い方かもしれませんが、ホームページを作る理由というか、その究極の目的である「売上UP」いわゆる「商品を売る」という部分を考えた時、美容師さんも一般の方も分け隔てなく見ることができてしまうところで商品の特徴等を紹介してアピールをするのはいかがなものか?ましてやその値段なんて書けないし・・・・でもやっぱり自社サイトは欲しいし・・・・まぁ、考え過ぎなのかもしれませんが、その葛藤がずっとあったワケです。
幾度となくCROWDの井上社長と一緒に飲みながら話しをして、サイトの方向性を相談しながらアドバイスを頂き「なるほど、じゃあ、こういう方向性で行こう!」と落ち着く迄にようやくなりました。美容師さんではなくても、美容に敏感なお洒落な一般の方々も楽しんでくれるような企画を考え、一般の方々と我々美容卸業の間にいる「美容室」を見せていこう、紹介していこう、と。CROWDでの特別企画monologue(このサイトからも見ることができます)は、実は井上社長とそんな話しを延々と語っているうちにふと生まれた企画です。大御所過ぎて今はあまり表に出てこない方々に敢えて出て貰い、「美容室」というよりは、そこのボスである経営者の生き方、考えた方、人となりをクローズアップして、そして結果的に「だからこういう美容室なんだ」という・・・・「美容室の心」を描きたかったのです。正に僕がやりたかったことが1つココで叶ったと言えるとても愛着のある企画です。不定期ではありますが、今後も素敵な美容師さんに「他では見れない形」で登場して頂く予定ですので、どうぞ覗いてみて下さい。
(坂元 豪)