社長メッセージ
有限会社ソニック 代表取締役 坂元豪のプロフィールならびにご挨拶を掲載しています。
社長プロフィール
代表取締役 坂元 豪
1972年鹿児島生まれ。
鹿児島県立鹿児島東高等学校卒業後、ライブハウスKENTO’Sで毎晩バンド演奏をしながら一時期プロミュージシャンを志すもすぐに挫折。KENTO’Sを辞めて94年に入社した美容ディーラー鹿児島タマリスで「美容業界」の楽しさに目覚める。が、01年に会社が倒産。
直後、社内の先輩であった鎌田耕一郎と2人で「有限会社ソニック」を設立。現在に至る。
社長メッセージ
美容業務用品を扱う仕事
美容商材というアイテムを通し、美容室の発展・向上を、更には、我々にとってのお客様である「美容室」を通じて、鹿児島の人々に「美」と「笑顔」を増やしていくこと。それが私たちの目標です。
「美容業務用品の卸業」というのは、美容師さん以外の一般の方々には意外と知られていない業種かもしれませんが、要は、パーマ液やカラー剤、シャンプーやトリートメント、更にはドライヤーからシャンプー椅子といった業務用商品を美容室に卸す仕事です。
当社は、「鹿児島の美容業界を盛り上げ、活性化させるよう努める」や「美容を通じ、地域の人々に笑顔を増やす」など5カ条の「企業理念」と「人と人とがしっかりと繋がった、心の通った関係を築く」や「お客様が本気で相談出来る人間になる」など6項目ある「方針」を毎朝朝礼で読み上げ、1日が始まります。が、こういった建前的なことをココで書くのは、ある意味「気持ちの押し売り」のような感じにも思え、わたし個人的にはあまり好きではないので深くは言及しないことにします。結局、それらを伝えていくのは「言葉」ではなく日頃の仕事そのものであり、それが全てだと思うので。
この仕事をするに至ったきっかけ
自己紹介も兼ねて我が社の生い立ちです。今でも趣味でやっているバンド活動ですが、20歳前後の当時、KENTO’Sというライブハウスで毎晩ライブ演奏をしていました。当時は本気でプロデビューを!音楽で食っていくんだ!を志していたワケです・・・ まぁしかし、すぐにその思いも挫折し・・・と言うか、諦めも早い僕は「やっぱ、ちゃんと仕事をしよう」と。 当時の私は完全なロッカーですから、勿論、髪は長髪です。プロデビューの夢は諦めてもロッカーであり続けたい私は、とにかく「髪を切らなくてもいい」仕事を探しました。 そこで行きつけの美容室のオーナーさんに相談したところ、「じゃ、美容師になれば?」と。
美容師という仕事は、カッコ良く憧れる仕事ではありましたが、根性の無い僕には無理だろうと、ましてや今から美容免許から取得するってのは遅いだろう、(今考えればまだ全然遅くない年齢だったのですが・・・・)と悩んでいると「美容業務用品の卸しはどうだろう?同じ美容業界なんだから長髪でも抵抗は無いんじゃない?」と教えてくれました。「因みに、僕はロン毛の営業マンは見たことないけど・・・・」と、付け加えて。
何にも分からぬままに、電話帳で調べて話しを聞きにいったのが前職の会社です。面接などではなかったので、履歴書も持たずロン毛にライダースで訪問し、「どういった仕事なのですか?」と訊きに行ったワケです。 で、何故だか「明日から来てくれ」ということになり、こんな風貌の男に「明日から来てくれ」なんてどんな会社なんだ!と大いに興味を抱いた僕はすぐに入社したのでありました。
美容室のパートナーを目指す
そこで7年近く働きましたが、会社が倒産。やらざるを得ない状況で、1歳年上の先輩と2人で当社を立ち上げたのです。設立してからまる10年経ったので、いつの間にか会社勤めの7年よりも長く経営をしていることになりました。
経営者は本当に孤独です。よく言われるありきたりな言葉ですが、それがどれだけ孤独感かっていうのは・・・・やはり経営者にしか分からないでしょう。 先に述べたように、私には会社を一緒に立ちあげた相方がいます。嫁よりも長く苦肉を共にした(今でも共にしている)パートナーです。この存在がどれだけ私にとって支えになって有難いことか。
美容室にとって「相方」である彼のような存在になれれば、と思っています。社員全員が、担当している美容室にとって真のパートナー的な存在になれること、これを第一に考え、企業理念や方針の軸に据えています。
美容室の裏方である私どもの仕事は、そこ(美容室)に来るお客様には見えませんが、ここ数年は、一般のお客様向けのイベントも積極的に取り組んでおります。(近況は当ホームページの「イベント・セミナー」を見て頂ければ幸いです) 勿論、美容師さん向けには技術等の講習・セミナーは当社スタジオでこれまで通り頻繁に行っておりますが、美容室に来る一般のお客様にも、もっとサロンワーク以外での美容師さんを見て頂きたく、これからもそういった場をたくさん作っていきたいと思います。一般のお客様により親しみやすい美容イベントを企画し、我々と一般のお客様の間にいる「美容室」を見てもらう。それが鹿児島の美容業界の活性化に少しでも繋がれば、と願っております。